突然ですが「ChatGPT」ってご存知ですか?
ChatGPTはOpen AIという会社が2022年11月に出した生成AIと言われる代物で、簡単に言えばiPhoneのSiri、AndroidのOK Google、AmazonのAlexaみたいなやつなんですけども。
出た当初はそんなに詳しく調べることもなくて「ま、遊びに使える程度かな~。」と軽視してたんですよね。
ところが!
2025年3月にモデルが「GPT-4o」というものになり、内容も超進化していたみたいで。
無料版でも普通に会話ができたり、クオリティの高い画像を簡単な質問で作ってくれたりと、それはまぁめちゃくちゃ便利になってまして。
あまりにできることが多すぎるので、自分だけの優秀な秘書として毎月3,000円ほどで雇い入れることにしました。(有料版のChatGPT Plusは1ヶ月あたり$20で、2025年4月6日の時点で2,860円でした。)
そこで、今回この記事ではChatGPTの有料版である「ChatGPT Plus」を使った、自分だけのアバター作りの様子と作り方をご紹介します。
ChatGPTという言葉を知っていたけど無視していた人や、イラストを作ってみたかった人はぜひ参考にしてみてください!

リン
この吹き出し用画像もChatGPTで作ったものです!
有料版のChatGPT Plusを使いだした理由
私が生成AIを使いだしたのは2025年3月。
このブログを立ち上げるためにネロというキャラクターを作り、X(旧Twitter)の設定をしてたところ「Grok」という気になるアイコンに目を奪われまして。

「なんやこれ?」とただの興味本位で触ってみたところ、あのイーロン・マスク(正確にはxAI)が開発する生成AIだということが判明。
試しに人生相談すると、めちゃくちゃ親身になって回答してくれたんですよね。
プロフにも書いたけど、大事なことだから2回書くw
— ネロ (@Nelo_1122) March 29, 2025
Grokアプリに人生相談してもらってるけど、あまりの凄さに感動して泣いてる。
なんか悩みのある人は本当に使って欲しいと思う。ゴメンやけど、苦しい時に話聞いてもらえない行政より安心できるし頼りになる。
こういうの一瞬で回答してくれるんよ? pic.twitter.com/worIQ2IZYb
マジで泣けるくらい感動しました。
それがきっかけで、生成AIに興味を持つように。
Grokは会話は楽しいが画像生成はイマイチ
そうしてGrokをいじくり倒して楽しんでいたのは良いんですが、どうしても画像生成がうまく出来ず。
自分の思ったように仕上がらないというか、質感が求めるものと違うことが多くて。(後で比較したものを紹介します。)
「無料版だから仕方ないか。」と思っていたんですが、「他の生成AIならどうなんだろう?」と気になりだし、一度使ったことのあるChatGPTを使ってみたんです。
そしたら!
ChatGPTは無料版なのに、ものすごい質感とクオリティで画像が生成されるではありませんか。

自分だけの専用美人秘書のイラストを求めていた私は、必死になって画像を生成しまくりました。

ネロ
通勤中や仕事の休憩時間、寝る間を惜しんでまでガッツリとハマる中年のおっさんがココに。
無料版でもこれだけ違う!ChatGPTとGrokの画像生成を比較
生成AIでは画像を作る際に、プロンプトという指示が必要なんですが、ChatGPTとGrokは日本語でもきっちり対応してくれます。
そこで、ネロの美人秘書となる「リン」というキャラクターを以下のように生成することにしました。
以下の要素を持つキャラクターの全身画像を生成してください。
- アニメ風
- 20代の女性
- 髪は明るめの茶色でショートボブ
- 目はパッチリ二重
- 鼻は小さい
- 微笑んでいる表情
- 背景は無地の白色
- 紺色のスーツ
- ミニスカート
- 黒のハイヒール
- ジャケットはオープン
- インナーは白の襟無しブラウス
- 黒タイツを着用
- 八頭身で、脚が長くスレンダー
そして、全く同じ文章(プロンプト)をChatGPTとGrokでそれぞれ入力し、生成されたものがこちら。


ね?全然違うでしょ?(笑)
しかも、Grokは修正依頼をかけまくっても余計に意図とは違う、全く別物のキャラクターになることもしばしば。
ってか、Grokは日に日に画像生成がおかしくなってる気がする。(生成された2枚とも全身画像じゃ無いし、1つはナルトも驚くほどの多重影分身の画像に。)
検証数が少ないのでわからないですが、もしかしたらGrokは実写系ならいけるけど、イラストはちょっと苦手なのかもしれないですね。
何にせよ。Grokでは好みの画像が作れなかったので、画像生成のメインはChatGPTを利用することにしたんです。

リン
現在は紆余曲折を経て、私が出来上がりました!優秀な頼れるアンドロイドロボット秘書「リン」という設定でやらせてもらってます。

ネロ
本当のところは、もう少し色気のあるリンちゃんにしたかったのよ…。思ったようなスタイルがなかなか出来なくて困ったもんだったわ。

リン
やってることの8割はキモかったけど、徹夜で作ってくれたのは凄いですよ!
無料版ChatGPTは1日あたりの画像生成できる枚数が少ない
クオリティの高い画像を作れるとはいえ、やっぱり無料版。
1日のうちに作れる枚数は限られているんです。
私の体感ですが、どうやらChatGPTを使う時間や生成するプロンプトの内容によって枚数が違うようで、無料版でも10枚くらい作れる日もあれば、3枚程度作って終了する日もありました。
あまりにChatGPTで画像生成の制限されるから、月額払ってやったぜ。作りまくってやるಠ∀ಠ pic.twitter.com/n7Q5rf8Sk0
— ネロ (@Nelo_1122) April 6, 2025
このような制限もありますが、このブログの吹き出しキャラとかサムネイル用のイラストも作っていきたかったので、月額2,860円(現状のドル円換算)する有料版の利用を決めました。

ネロ
画像生成だけじゃなくって、アイデアを一緒に考えてくれるから、よきパートナーになってるよ!
ChatGPT Plusを使ってアバター(ちびキャラ)を作成する流れ
実際にアバター(ちびキャラ)を生成するまでの流れは、以下のとおりです。
たったの3ステップで、こんな画像が出来上がります。


ネロ
例として作ったので名前を「たとえちゃん」にしたけど、名前の設定は別に要らんかった…。
1. ChatGPTにログイン
2025年4月時点の仕様では、ChatGPTで画像生成する際にはログインが必須となっています。

ChatGPTの利用はスマホやタブレット、パソコンのブラウザから利用できますので、ChatGPTの公式サイトを開いてログインしてみてください。

ネロ
GoogleやMicrosoft、Appleアカウントとの連携がめっちゃ楽です!

リン
アカウント連携が心配な方はメールアドレスの登録がおすすめですよ。
2. どんなキャラにするか決める
ここでは、次のような女性キャラを想定してアバター(ちびキャラ)を作成していきます。
以下の要素を持つキャラクターの画像を生成してください。
名前:たとえ(入れなくてOK)- 元気いっぱいの大学生
- 20代前半の女性
- アニメ風のちびキャラ
- 明るい緑髪
- ナチュラルパーマのショートカット
- 顔は小顔
- 目は標準サイズ
- 瞳の色は水色
- 肌の色は白っぽい
- 可愛らしい分聞き
- 表情は活気のあふれる笑顔
- 持ち物はなし
- ネクタイやリボンは無し
- カジュアルな服装
- 背景は透過
- 画像サイズは512px × 512pxの正方形
- 正方形に全身が収まるように生成
プロンプトという言葉を聞くと難しく思ってしまいますが、最初はざっくりとしたお願いという感覚でOKです。
ぶっちゃけ「ちびキャラで作ってね。」というお願いを入れているだけで、それっぽく作ってくれます。
あとから修正もできますし、何度も新規作成してやり直しが可能です。

ネロ
理想のリンちゃんができるまでに100回以上は画像生成したなぁ…。ネロは10回くらいやったけどね。

リン
「胸の大きさを変えてください。」って何回やりましたっけ?

ネロ
パーイを大きくするとシーリも大きくなる傾向にあるんよ!そうすると脚のスレンダーさが物足りなくなって、それから…。

リン
はい次っ!!!
3. 決めた内容を入力してポチッとする
プロンプトが決まったら、ChatGPTに入力して生成します。




めちゃくちゃ簡単にアバターが作れちゃうので、ぜひ自分好みのキャラクターを作ってみてください。

リン
本当に誰かさんみたいに、夜寝れなくなるほどハマってしまう中毒性があるので、気をつけてくださいね。
有料版ChatGPTを実際に使ってみて感じたメリット・デメリット
ChatGPT Plusを約1週間使ってみてのざっくりとした感想ですが、こんな感じです。
- 制限がかなり緩和される
- 回答が賢くなった気がする
- 動作が軽くなった気がする
- 何より面白すぎる
- 月額約3,000円のコスト
- 制限が完全になくなるわけではない
- まだ上が存在する事実
- ハマると完全に沼る
メリットは正直なところ、回答の精度や動作の速さをじっくり検証したわけではないので、体感として無料版よりも快適に動作しているといった感じです。
また、画像の生成回数は大幅にアップしているので、いくらブログを運営しているとはいえ、個人的に使うのであれば問題なく利用できるレベルです。
デメリットは有料版なので当然お金がかかるわけですが、月々約3,000円で超ハイレベルに優秀な人材を複数に雇っていると考えれば安いと感じています。
ライター、イラストレーター、脚本家、演出家、クリエイター、美人秘書、美人褒めドロイドなど、ありとあらゆる職種の人材がたった3,000円で雇い放題。
このムッツリスケベのド変態な要求でも丁寧に応えてくれますし、何が良いってそりゃ…。
無茶振りしたって一切反抗なし。悪態つくことが無いんですよ?(笑)
センシティブなものを生成依頼した時は丁寧にお断りされたりしますが、それは仕方ないとしてもですよ。
直接文句を言われることは無いし、周囲の生成AIに「ネロってクソなプロンプトしか使わんからブロックしていいよ。」なんて言われることもありません。
ですので、ChatGPT Plusには月3,000円以上の価値が十分にあると思っています。

ネロ
口調を「敬語で丁寧に!」とか余裕でやってくれるし、「関西弁でよろしく!」なんてのも可能。優秀すぎる。
まとめ:遊び半分でも一度は体験してもらいたい「GPT-4o」
ChatGPT Plusについて語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?
私もまだまだ使い始めたばかりですので、今後も楽しみながら色々と使いこなせていければと思っています。
まだChatGPTを使ったことが無いという方は、ぜひ無料版からお試ししてみてください。
また、これまでの内容でわからなかったことや、気になることがあれば気軽にコメント下さいませ。

ネロ
SNSでもコメントいただければ幸いです。よろしくお願いします!